マッキンC33売ります18万円です。個人所有の物ですから消費税は掛りません。
C33おもな特徴・仕様
プリアンプですが、20W×2の小型パワーアンプが搭載され、プリメインとしても使える
5バンドイコライザー(30Hz,150Hz,500Hz1.5kHZ,10kHz各±12dB)を搭載 左右音量調節機能
コンパウンダー、ラウドネス機能
出力レベル:2.5V(最大10V)
周波数特性:20Hz~20kHz(±0.5dB)
SN比:PHONO,84dB、ライン,86dB
全高調波歪率:0.01%(定格出力時)
入出力端子AUX入力、チューナー入力、フォノ入力(2系統)、テープ入力(3系統)
プリ出力(2系統)、テープ出力(3系統)、ヘッドフォン出力
消費電力:85W
電源:AC117V 50Hz/60Hz
外形寸法:横406×高138×奥行330mm
重量:11.8Kg
C32を改訂して作られたのが1981年のC33。機能はほとんどC32と同じだし、マイナーチェンジ版というか、問題点を煮詰めて完成度を高めた感じか。(フラットケーブルも使われなくなった。)
McIntosh の80年代最後を飾ると言ってもいい、プリアンプのフラッグシップモデルC-33 の入荷です。
これを境にMcIntosh もついに世代交代する運命を迎えたようです。
特にC-40以降はフロントパネルもワイド化され、シャーシ全体がかなり大型になっていきました。
製品としての完成度は、このC-33は特に優れています。
デザイン性こそ類似点はC-32やC-34Vと共通している部分はありますが、内容は大幅に異なります。
機能という点と、性能という点は全く異なります。
使用しているCRパーツの信頼性は抜群であり、選別パーツが使用されているのもよく理解できます。
回路的には非常に似ている点も多いのですが、ローコスト化をはかった後の機種とは、サウンドクォリティの違いは歴然です。
球の時代を知っているだけに、シビアな表現になってしまいますが、C-33は最後の生き残りと言えるかもしれません。
当時はパワーアンプMC-2255とペアで、圧倒的なパフォーマンスを誇示していました。
近年パワーアンプは1kW以上というハイパワー化に走り、プリアンプ、CDプレーヤーも含め、電気的に高性能を求めるスタイルに傾いていますが、もうそれは古いということを自覚してもいい頃でしょう。
ギターにしてもヴァイオリンなどの弦楽器にしても、なぜ演奏家がヴィンテージに拘るのか、その答えは言うまでもなく明らかです。
もちろん、使用している素材などの違いもありますが、音楽を知り尽くした時代を担った技術者達が創造した製品と、測定器に頼り、耳に頼らない技術者達がつくった製品とでは雲泥の差です。